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現在ゴールデンウィーク前ということで、
貨物船で目的のない旅に出たいほど忙しい。
ぶっちゃけ、
のだが、マスクドさんとの付き合いもあるので
とりあえず難しいことは考えず
テキパキと書いていくことにする。
できれば、今宵クビにしてください。
いやマジで。ネタじゃなく……。
というわけで前回、
入登山神社・氏子総代長の吉村さんに
無事ファラオに目を入れてもらい、
何でか知らんがそば打ち体験もそつなくこなし、
さぁ、帰りましょう!
というオレの主張に反して連れてこられた
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ま、早い話が、一番かわいい時期の子供を連れた
まだ精子が濃いめの夫婦がお弁当さげてやってくるような、
芝生の上でコロコロできる平和的レジャー施設である。
こんな場所で、もじゃさんが求めるような
パンチの効いた映像が撮れるのだろうか!?
ぐるりと辺りを見渡したオレは
いきなり異様に存在感のある不吉な建造物を発見。
何だ、あの中国のベルトコンベアーみたいな
無駄にクソ長いレールは……!?
え、もしやアレって、

不安になったオレがおそるおそる後ろを見ると、
マスクドさんはすでにファラオを車から降ろし
いつでもスタンバイできるよう準備している。
ノムラくんはデジカメを袋から出している。
もじゃさんはビデオカメラのピントを合わせている。
っておいコラ、ちょっと待ってくれ……。
アンタらが考えていることはわかっている。
わかっているが、それってヘタしたら

という切なる訴えは、風に運ばれ野原のめしべに着床。
気付けばマンガ先生は、
再びこのような状況に立たされていた。
ファラオ、
展望台を登りきった所に立てられていた看板によると
このロングすべり台は もあるらしい。
行くのか、オレはホントに……。
ひとまず、すべり台にあおむけに横になり
試しにファラオを腹に乗せてみたところ、
昼食ったそばを普通に吐きそうになった。
ちょっとコレ絶対、
滑り降りたらハンパない速度になるよね!
あと、なんかグルグル回ってる所があんだけど
うーん、一度滑り出したら引き返せねぇからなぁ……。
と悩んでいた所、神が と言うかのように
オレの体は自然と前に向かって滑り出してしまったのだ!!
ぐはっ、もう引き返せねぇ!!
ファラオを腹に乗せた開店プロみたいな男が
すべる、すべる、すべる!!
額からイヤな汗が溢れ出す。
下の方からは子供たちの
「ギャハハハ! アホだぁ!」
「アホだぁあああぁあー!」
という無邪気な声が、風を切る音にまじって聞こえてくる。
子供たちよ、もしオレが生きて下まで降りられたら
即刻、殺人鬼の目つきで追いかけ回し
マジ泣きさせてやっから待ってろよ……。
靴のゴムの部分を、すべり台の手すりに押しあて
何とかブレーキをかけようと試みるも
今にも靴から煙が噴き出しそうな案配である。
それでも踏ん張っていると、徐々にではあるがなんとかスピードが落ちて来た。
よし、これなら死なない!
と思った途端、今度はファラオの重みで
ハンパじゃなく尻が痛くなってきた。
あぁあ、もう!

………はたしてどれほどの時間が過ぎたのだろう?
マラソンなみに長かった気もするが
100m走なみに短かった気もする。
とりあえずオレは、何とか生命の灯を消さぬまま
で、でも、ぐはあああああ!!
ファラオの下敷きになったまま
動けねぇえええええ!!
このままじゃ死ぬっ! 死ぬっ!!
と心で叫んでいると、
嬉々として寄ってくるもじゃさんのビデオカメラ。
ここで、
と言われ、心の底から
「何もねぇよッ!!」と思ったが、
とっさに脳の奥から出てきた言葉は

って、何だそりゃ!
ドリフか、我ながらッ!!!!!
でもアレだ、みんなは何かでピンチに陥って
と、まぁそんなわけで、オレは何とか生還を果たし、
子供たちは不吉な予感を察知したのか
皆ちりぢりに300mぐらい向こうで
この後、絆が深まったファラオと
芝生でたわむれるショットを何カットか撮影し、
さぁさぁ、今度こそ帰りましょう!
とオレが言うと、
もじゃさんが何かをじっと見ている。
その視線の先をたどった所、

次の瞬間、皆の宗教なみに統率のとれた誘導で
再びファラオを背負わされたオレだったが、
ファラオ背負ったままあんなもんにぶら下がって
しかもガーッて滑車で滑り降りるって、
もし転落してファラオの下敷きになったら死ぬぞ!
わかる!? 
しかし、いったいどんな流れに飲まれたのか定かではないが、
気付けばオレは (←今、命名)の
スタート台の上に乗っかっていた。
随分離れた所から、もじゃさんがカメラを構えている。
マスクドさんやノムラくんも、
といったピエロみたいな陽気な笑顔で
デジカメの整備に余念がない。
くっ、ここであんまビビった所を見せて
コイツらに今後ナメられるのはムカつくし、
い、行くしかないのか……!?
とりあえず、ぶらさがるロープに片足を絡め、
スタート台に片足で立ってみたオレだったが
オレの全細胞をミーミーと駆け巡る警告音が
さっきのすべり台の比じゃねぇわ。
マジすげぇ不安!!
きっと、読者のみんなの中には
尻込みしているオレを見て
などと思ってるヤツもいるだろう。
そんなオマエらにオレは言いたい。

だがオレは覚悟を決めた!!
エックスのYOSHIKIだって、
バンドは気合いで何とかなるって言ってた。
滑車でガーだって、きっと気合いで何とかなるぜ!!
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| エロマンガパンチ プロフィール |
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パチンコ雑誌やパチスロ雑誌で文章を書いたり、パチプロがやたらすぐ泣くマンガの原作を書いたり、毛がほとんどない犬にわしわし吠えられたりしながらも、日々前を向いて生きている何にでもしょう油かけすぎライター。決して幹事はしたくないが、仕切り屋体質の誰かが同窓会を開いてくれればいいと思っている。 |
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