「今月いっぱいで、アルバイト辞めます!」
時は1998年2月上旬。
俺は、半年程働いたローソンで、店長にはっきりと言った。
その頃は定時制高校に通いながら、深夜はバイトをするという日々を送っていて、
学費や生活費、さらには家賃まで全て自分で賄っていた。 |
なぜ自分で賄っていたのかと言うと、家が貧乏で借金に埋もれており、僕にまでお金を回す余裕がなかったのが原因。
だけど当時、アルバイトで得られる収入はせいぜい12、3万円がいいところ。
家賃と学費を払って、さらにバイクを維持していては生活がもたなかった。
ましてや、家の借金を返済して親を楽にさせたい! と思っていた僕は、あまりにも無力だったんだ。
また、お金が増えない生活に対して、全く前に進んでる気がしないその場凌ぎの現状を、
なんとか打破できないものかなあ? と考えていた。
その矢先に思いついたのが、バイトを掛け持ちでやること。
でも、俺の周囲で掛け持ちをしている人がいたんだけど、なんかつまらなそうだったんだよな(笑)。
命削ってまで、嫌いなことやってまで、お金のためにそこまで貪欲になりたくないな〜〜って。
そこで俺は、とある一言を思い出した。
それは、一月前にパチ屋の常連さんが話していた言葉、
「今月、30万しか勝ってないよ」
心の中で、「えーーーーー、」っと驚いた。 |
パチスロでそんな勝てんの? ってか、そんなに儲かるの?
パチプロというものの存在自体、架空のものと思っていた僕は、何かの聞き間違いだろうと思って、
その時は深く考えなかった。
その頃は、しのけんとBOSSが旅打ちをする企画や、梁山泊(渡辺裕之)が荒稼ぎするドラマをレンタルして、
心を躍らせて見ていたぐらい。
そんな、「超」がつくほどド素人な俺に、その言葉は全く現実味を帯びていなかった(笑)。
そんな俺が、アルバイトを辞める決意をしたのは、ちょうど25万円ほど貯めたときのこと、1998年だった。
とりあえず、
これを軍資金にパチスロで勝負してみるか!!
ここから俺の、パチスロ人生は始まったのである。
今でも、アルバイトからパチプロへ、人生の新たな決意をしたこの日は忘れられない。
〜続く〜 |