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パチンコ・パチスロ特集:『ポカリの攻略研究室』

 パチスロに人生を預ける (第17章)
キャバクラ嬢に貢いでしまった軍資金をパチスロで取り戻してから二ヶ月が経った。

11月の稼動は、10月使い切れなかったポイントの消化を中心に+495000の収支をあげることができた。


そして1999年11月29日


また俺の運命を変えるほどの名機と出会ってしまう。
ハチマキを巻いた江戸っ子な機種、その名前は…


大花火


都合6年近くもお世話になっていた名機。
6年というと、俺のパチスロ人生の中では一番長い付き合いだったのかもしれない。
半生にあたる。


その日(新装開店)は新宿にあるE店に行った。


もちろん、大花火の登場を心待ちにしていたスロッターは多かったため、かなりの並びが予想されていた。
俺たちは車にスキーウェア、冬用のジャンパー、ダンボール、新聞紙、ホッカイロなど、
まるで雪山に登るかのような装備で並びに向かった。


なんとその時間は、前日の夜22:00
ここまで早く並んだのには理由がある。


俺は昔、ある地域に徹夜で並びにいき、割り込みをされて狙い台をとれなかったことがある。

そのホールが自分のテリトリー内なら怒るのだが、
知らない土地に行ってルールというものがはっきりわかっていなかった為、はっきりと怒れなかったことがあった。


揉めたとしても分が悪い。
全く知らない土地の場合、怒ったところでジグマに囲まれるのがオチだ。


そんな経験から、知らない土地で並ぶときは心に決めていることがある。


それは「絶対に先頭に並ぶこと」


この鉄則さえ守れば、割り込みも気にしないで済むし、全く嫌な思いをせず台を取ることができる
そして並んだ22:00…。


並んでいる場所が新宿だっただけに、
通りを行き交う人達はホスト、キャバ嬢、チンピラなど太刀の悪そうな人ばかりだった。


そんな人達が通りすぎるたび、

「こいつら何やってんだ?」

という目で見られた。 時には酔っ払いに絡まれそうにもなった。
それでも俺と友人は極寒の中、ただただ震えながらひたすらカタツムリのようにクルっとなり目を瞑っていた。
途中、カップラーメン肉まんなどを頬張りながら、体に暖かいものを取り入れつつ開店に期待を膨らませる。


そして、時刻は刻々と過ぎ、気づけば9時50分…。
開店と同時に店内にダッシュして大花火をゲット!


リプレイハズシ「ビタ押し」が必要な機種だっただけに、眠い目をコスりながら必死に目押しをしたのを憶えている。
気合を入れて並んだおかげか、結果的にその日は見事に「見せ台」をゲットした。


確率的には設定5っぽかったのだが、BIG27REG1112万弱ものプラス収支を叩き出す事に成功した。


友達は夕方ぐらいでヤメてしまったのだが、ビタ押し超一級の彼がリプレイハズシをするたびに…



「できない、できない」と言っていた。


彼にとっては、リールが回っている途中にスイカの種を数えることなど朝飯前
なぜそんな彼ができないで、俺が成功していたのか?


必死に考えた。


そしてリールを良く見ると…左リールマスと少し? ずれていた(笑)。
それは友達もできないわけだ。目押しの精度が高すぎるために失敗ばかりしていたのだ。


それに比べ俺は目押しの精度が低いために成功していた。

パチスロとは何があるかわからないものだ(笑)。

そんな思い出深い出会いだった大花火にはお世話になりっぱなしで、当時は毎日のように打っていた。





そして12月の収支も中旬には45万を超え、余裕ができたため友達とまた一つの計画を練った。


仙台に旅打ちに行こう!!


全く知らない土地に、パチプロを始めて2回目となる旅打ち計画を練り始めた。


   
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