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パチンコ・パチスロ特集:『ポカリの攻略研究室』

 パチスロに人生を預ける (第24章)

2001年3月…

S市にあるP店が、早がけイベントを行っていたのでずっと通っていた。

その内容とは、「●時〜●時までの間に、BIG3回つけた方に設定5をプレゼント!」というもので、
もちろんそのイベントがスタートする時間までには、常連の人間はみんなBIGボーナスを仕込んでいた。


そんなある日、事件が起こった。


いつも通り、俺たちの仕込んでいた1台が、ちょっと目を離してる隙に回されていたのである。
もしそこで、ボーナスを揃えられてしまっては、また仕込み直さなければいけない

さらには、早がけに不利な状態で参加しなければいけなくなるのだ。



要は「嫌がらせ」をされたわけだ。



俺たちは思った。
ジグマ(その店で食べているプロ)の仕業だな。

俺たちみたいな色々な土地で食べていくプロは、
通称「開店プロ」「イベンター」と呼ばれ、ジグマには嫌われるタイプである。


もちろん、自分の店が知らない土地の連中に荒らされるのだから、ジグマにしてみては良い気分ではない
だからこそ、俺たちはジグマの目に付かないように、できる限りルールを守ってイベントに参加するようにしている。

んが、今回はそうもいかなかったようだ。
ローカルの強い土地だったので、ジグマの機嫌に触れたらしい

その時は、「回された程度なら…」と全く気にしなかったのだが、ある日俺たちが設定5を取った時に、友達に絡んできた。


ジグマ「おまえ今ガン飛ばしたろ?」
仲間「おまえが見てきたんだろ?」
ジグマ「ちょっと外でろや」
仲間「文句あんだったらここで言えよ!」


俺は「あーあ」と心の中で思った。
基本的にジグマとは揉めたくなかったからだ。

その店に通いづらくなるし、俺たちが闘っているのは、ジグマではなくホールだから。
とりあえず店員を呼び、丸く収めてもらったのだが、そんな簡単には収まらなかった。

相手の地元だけにこちらはやや不利…。

こっちは3人の上に向こうは10人
圧倒的に分が悪い。


さらに打っている途中に、

ジグマ「おまえら閉店した後、面貸せや。ドラ●ン(有名な暴走族)って知ってるか?」
仲間「…」

と脅された。


暴走族の名前を出す時点で大したことない、とは思ったが、



状況は悪い。どうするか?


そう思った時、俺はその土地で20年近く食べていたヤ●ザ絡みのパチプロE氏に電話をしていた。


俺「すいませんEさん。ちょっと例の店で常連グループと揉めてしまって…」
E氏「あーそう。今打ってるから終わり次第向かうわ。」
俺「ありがとうございます。」



そして時刻は閉店の時間になり、こちらは多少なりとも人数を集めたが、
それでも6人(この時にはE氏も到着していた)。


ジグマの人数は10人。


話し合いが始まった。
こちらの知り合いであるE氏が矢面に立ち、話をうまくまとめようとしてくれた。


向こう側としては、早い話が…

ジグマ「金出せ」

と言いたかったんだと思う。



話している途中に、

ジグマ「さっき、俺に向かってきたよなあ、どう詫びてくれんの?」

みたいなことをずっと言っている。 何回も何回も…


こちら側としても痺れが切れてきたので、俺が

俺「どうしたらこれ収まんの?」

と聞いた所、「おまえは関係ねえ」みたいな事を言われた。

さらに、謝ったら許す、とかそんなことも言わず、ただただ…「無言の請求」をされたのを覚えている。


ただ、もし…

「金よこせ」

と言ってきたらこちら側にも考えはあるし、乱闘になったらやるしかない。


そんな感じで一触即発の状況だったのだが、E氏のおかげでその場は丸く収まった。
向こう側の人間に知り合いがいたようなのだ。
それでジグマも、E氏の正体を知りあまり無茶ができないと思ったらしい。


そのほかにもK駅にある店の開店時にも
乱闘騒ぎを起こしてしまったり、揉め事は耐えなかった。
時には、
相手のグループが暴走族を呼び、ナイフを振りかざしてきたこともあった。
怪我人が出なかったのが不思議なほどだ。


その大体が、
割り込み嫌がらせによるものから発展したケースが多い。


今でこそ少ないが、2001年の頃でも、店によってはかなり危ないところがあったのだ。
特に団体で行動していると、目をつけられやすい。

そんな思いをしながらも、安定した収支を叩き出すことに成功。


1月+764000
2月+331400
3月+515800


そして4月5月、この2ヶ月俺にとって特別な月だったんだ。


5月には、人生で最高の収支を上げた。


自分たちのグループが一丸となって、強烈な力を発揮した2ヶ月


   
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