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パチンコ・パチスロ特集:『ポカリの攻略研究室』

 パチスロに人生を預ける (第26章)

2001年5月…


この年は、5年も通った定時制高校を卒業した年だった。
卒業したのは20歳の時…。


中学生の頃、「ろくでなしブルース」という漫画で、高校を20歳に卒業してる輪島というキャラクターがいた…。
友達と「こいつバカだーー!」と笑っていたが、いざ自分がなってみると笑えない


そんなバカな俺も、もう一つバカをやってみようと思った。
普通は高校を出たら就職するか、進学するかを選ぶものだ。

俺が選んだ道はその両者のどちらでもない。


その道とは、働きもせず、勉強もしないということ。
つまり、プータローだ。


これまでにも、学生をしながらかなりの収支をパチスロで叩き出してきた。

ただ、それでも自分がプロだとは思っていなかった。
なぜかというと、学生という職業との片手間だったからだ。


俺の知っているプロの人達は、もちろんそれ一本でやっていた。
それなりに思い入れも違かった。




いつのまにか憧れていたそんな人達と、同じ所に立ってみたいと思った。


収支だけではなく生活スタイルもだ。



高校を卒業してから1年だけ、生涯初となるパチプロというものにトライしてみた。



それがこの2001年度だ。

パチプロを始めた初月(4月)には『CRバカ●ン』『サムライス●リッツ』攻略法が登場し、
まるでパチスロ業界が俺を迎え入れてくれてるのか? と思うほどの花道だった。
これらの機種は日給3万程度だったが、この後に強烈な攻略法が出た。


『サムライス●リッツ』同じ手順でやるその機種名は『クレイ●ーレーサー』


この攻略法の効果は、
次回ボーナスまで続くAT(スーパークレイ●ータイム)に突入させられるということ。


1日13時間打った場合の予想獲得枚数は2万枚

俺が知る限り、過去最強の攻略法だ。



では事の発端から話して行こう。

俺たちのグループは、開店プロ攻略プロ
さらには裏物専属プロ計算に強いプロなど、多岐に渡って結成されていた。


その中の攻略プロからある日電話が鳴った。


攻略プロ「クレイ●ーレーサーに攻略あるらしいぞ」

俺「マジですか? また日当3万ぐらいのですかね(笑)」

攻略プロ「あほ、1日2万枚じゃ

俺「えーーーーーー!!


攻略プロ「後で手順送るわ」

俺「了解しました。ありがとうございます。」


こんな感じで情報が入ってきた。
次の日俺は、早速仲間4人ほど集めて打ちにいくことにした。




場所は茨城だ。
なぜ地元を離れて茨城まで行ったかと言うと、
出入禁止などの措置を食らった場合、行けない店が増えてしまうからだ。


遠くの土地なら関係ない。


ただ、地元でない土地で攻略法をやる場合、かなりの危険が伴う。
その相手とは、ジグマ、ホール、ヤクザ、攻略プロとさまざま。

特に地方遠征などをする場合、ジグマに呼び出されたり、
その地域にある開店プログループなどと話をつけなければならない場合もある。
もちろん、でかい攻略法になればなるほど、話はややこしくなるのだ。


また、攻略法は基本的に下の方から対策が始まるので、上に行けば対策の取られていない可能性が高い
そういった理由からわざわざ茨城にまで遠征していた。
攻略法を実戦する上で一番大事なのは、「対策のヌルいホール選び」だ。

そして次に問われるのが「実戦する人間の技術」
どれだけ普通の挙動で攻略を実戦できるか? 
この2つの要素を満たすことができれば、必ず最大限の効果を上げることができる。

ここで話を戻すと、俺たちは茨城「つくば」で実戦をした。




店に着いたのは11時ぐらいだ。
だが、いざやってみると…全くスーパークレイ●ータイムに突入しない。


なんでだ? と試行錯誤を重ねる。


「おまえ何本使った?」
「俺? デカ3本。」


たった3時間ほどで4人総投資15万近くにまでいった。
俺たちは諦めかけていた。 だがそんな時、突然成功した!


何が起こったんだ? 手順は今までと全く同じだったハズだ…なぜ?



液晶は赤い画面で間違いなくスーパークレイ●ータイムに入っている。
後からわかったのだが、この攻略法をやるには、まずBIG3回をつけてからでないといけないと言う事だった。


それが成功したのが14:00ぐらいだったのだが、
それから7時間ほどで一人頭7500枚程のコインを獲得することに成功した。
これでも失敗が混ざっていたので、完璧だったら9000枚は堅かったであろう。


そしてその日は、夜の21時に上がることにした。


知らない土地での攻略法実戦はかなりの危険が伴うのと、
その日は近隣店舗の偵察も兼ねていたから、と言うのが理由だ。

とある情報では、閉店間際になってシャッターが閉まり…怖い人たちが出てきたケースもあるらしい。



その夜は、仲間からの電話がひっきりなしにかかってきて、3時間ぐらい話しっぱなしだったのを覚えている。
その内容をまとめたのだが、1つひっかかる点があった。

東京で動いていたグループ同じ手順をやっていたのにも関わらず、全員成功していなかったのだ。


細かい内容を聞くと、攻略法を実戦することでATに絶対入らなくなるらしい。
「おかしい」と思った。

だが、その答えは簡単だった。
「都内はサブ基盤を交換」されており、一足先に対策されていたのだ。




俺たちは運が良かっただけ。 茨城は対策されていなかっただけだったんだ。
そしてもちろん次の日も茨城まで実戦に行った。


んが、前日東京で負けた人たちも加え、
同じ店に8人ぐらいで行ったらさすがに目立ってしまったらしく、店員が止めに入ってきた。


もう「潰しでいいぞ(荒く抜いてもいいと言う意味)」と聞いていたため、
ゴネながら打てる時間を交渉し、夕方5時まで打たせてもらった。

その後、夕方6時からは別の店で打っていたが…(笑)。


グループで動いていると、
常に新しい店がどこかで見つかっているので、動く店には困らない。
単独だと、とてもそんなことはできないのが辛いところだ。
店を探したりする時間というのは、全く無駄になる。

特に攻略法の場合、一分一秒が勝負だ。

その日は、2店舗合わせて14000枚を達成。


攻略法の強烈な威力を味わった。




だが3日目…明らかに動ける店が少なくなってきた。
機種の設置自体はあったのだが、サブ基盤を対策されている店が多かったのだ。
そんな感じで攻めあぐねている時、とあるメーカー関係者の人から情報が入った。


「BIG時の獲得枚数が384枚を超えてもスーパー●レイジータイムに入るらしいよ」
※Bタイプだった為、平均獲得枚数は250枚前後だった。


新手順が作れる。


俺は思った。
液晶をバ●らせて384枚以上獲得してしまえばいいのだ。


これなら、サブ基盤が対策されていても、攻略できるぞ。


さっそく新手順を試してみた。
もちろん、サブ基盤を交換されていて旧手順が効かなかった店でだ。


手順を実行し、獲得枚数が400枚と出る。

そしてBIG終了後にAT突入抽選が始まった。


どうだ?



…あっさりAT突入が確定した。

ただ、サブ基盤が対策されていると、MAXBETを押した瞬間に通常画面になる



ここが勝負だ。



MAXBET!!



スーパークレイ●ータイム!


できた!



その日は、15時ぐらいからの稼動だったのだが8000枚ほどの大勝利。
サブ基盤が対策されていても新手順を使えば攻略が効く
と言うことから、俺たちはまた全力で攻め出した。


ホールも「サブ基盤を対策してあれば大丈夫」と余裕を持っていたのか、
サブ基盤対策をしてあった店ではマークがぬるかった。

この新手順が発覚してから、俺が知ってるだけでも身内でかなりの人数が動いていた。


俺たちはサウナに泊まり、次の日にも同じ店を攻めた。
その日は、分散して動いていたので同じ店に仲間が3人という状態だった。



シマ閉鎖
にもなっておらず朝から

「2万枚出したるぞーー!」

と意気込んでいた時の事、突然ジグマらしい人間が話しかけてきた。


「にいちゃん、ちょっと外でらんかい」


かなり地方独特の言葉だったがこんな感じ。
3人の頭だろうと思ったのだろう。


俺に向いてだけその言葉は発せられていた。
店内で問題を起こすと攻略法が実戦できなくなってしまう為、黙ってついていった。

相手はパンチパーマで体格も良く、これは「めんどくさくなりそうだ」と思った。


外に出て話してみると、

「この店俺らが使ってんじゃ。よそでやれや」

ということを言われた。


だがこちらも、もちろん引くわけにはいかない

「こっちだってこれでってんすよ、ハイそうですか、ってひけませんわ」

一応ジグマに対しては敬意をはらっているので敬語。


10分ほど話しをした結果、相手もめんどくさくなったのか、

「じゃーこれ以上仲間呼ぶんじゃねえぞ。」

と言われ、丸く収まった。
だがこの時、俺はすでに仲間を呼んでいたのだ。


他の店でシマ閉鎖を食らった仲間が、

「空き台ない?」

と聞いてきたので、

「ありますよ」

と答えてしまっていた。



ジグマと話した30分後、俺の仲間3人ほどきて、 ジグマを無視しながら打ち始める。


すると突然、耳元で…

ジグマ「てめえ、ふざけ■◎×だっぺ、でろやこらぁ」

言葉は意味不明だったが、剣幕がすごかった。




そしてここからが、修羅場だった…。


   
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