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パチンコ・パチスロ特集:『ポカリの攻略研究室』

 パチスロに人生を預ける (第41章)
専門学校に通っているときに、Mちゃんとの溝が生じ始めていた。

まず一つは、お互いの価値観の違い

俺は学生だったので、お昼ご飯なんかは500円ぐらいがせいぜい。
だけど、彼女のお店にたま〜に遊びに行ったりすると、感覚が狂った。
と言うより、以前のパチプロ時代にまで金銭感覚が戻ってしまうのだ。

たった一時間、お店でお酒を呑むだけで一万近い現金がなくなる。

もちろん、彼女も感覚が狂っていたので、普通の食事に3000〜5000円ぐらいかけることは当たり前だった。
だけど俺は、当たり前のようにそうやってお金を使う彼女にイライラさえ感じ始めていた。



また、群馬県へ一緒に旅行をしたこともあったのだが、その時も色々と考えた。

今後、彼女とずっと付き合っていけるのか?
これから就職をした時に、今のままの金銭感覚では彼女とやっていけない。
俺は、このままでいいのか?



考えた。



パチプロをやっていたときなんかは、お金にはそこまでシビアではなかった。
シビアにならなくても、大きな収入源があったから余裕だったんだ。
だけど、これからはパチプロをやっていた時の1/3ぐらいの給料になる。

休みも、パチプロをやっていた時のように融通が利かなくなる
そうなった時、今の彼女と上手くやっていける自信がなかった。


また、彼女に対して、そんな状況になっても

「付いて来い!」

という気持ちでもなくなっていた。


俺はまだ22歳。
彼女が全てになるような年ではない。


段々と大切にしたい気持ちが薄れていったのと同時に、自分の保身も考え彼女と別れる事にした。
自然とお互いが連絡を取る事も少なくなる、そんな最悪の別れ。



彼女も、俺と付き合っていくのは無理だと感じていたのかもしれない。

パチプロをやっていて金銭的にも時間的にも余裕のある俺が好きだっただけで、
普通に学生をやってて収入の少ない俺や、サラリーマンをやって少ない給料と少ない自由な時間しか持たない俺には
興味がなかったんだと思う。


一時期、本気で好きだっただけに、この別れはとても辛いものだった。

それでも、あきらめるしかなかった。

だけどもし、彼女から
「会いたい」 だの 「最近、どうしたの?」 とかいうメールがあったら、もう一度考えるつもりではいた。

それが、なかった。
こういった駆け引きをした時点で、俺にはもう、付き合っていく資格はなかったのかもしれない。



だけどちょうどその時期、また別の出会いがあった。


ある美容師の友達S氏が、

「面白い話しあるけど、やらない?」

と誘ってきた。


それは、あるパチンコ屋がポイントサービスをやっていて、それが200P溜まると…

・獣王
・猛獣王
・大花火

設定5が打てるというもの。
そのポイントを、「4000P以上も溜まったまま放置している常連さんがいるらしい」 とのこと。

大花火なら、設定5でも一日13万近い期待収支が見込める。
5割で打たせてもらったとしても、65000円の利益が出る。


それ以上に、4000Pを貯めた人が常人ではないという。
元幕内力士で、政財界にも顔が利く大物らしいのだ!


俺はとりあえず会ってみたくなった。
ポイントの話しもそうだったけど、そこまでの大物に会ったことなんてない。


会えば、もしかしたら何かが変わる?かもと思ってもいたし、
絶対に良い経験になる、と思ってS氏に会わせてもらった。





これが、俺の人生を、また大きく変えたのだ。


   
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