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| 積み込み、左手芸、ツバメ返しなど、イカサマと呼ばれる神の業を駆使し、麻雀の世界を生き抜いた男、坊や哲の人生録をチェック。 |
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本機のモチーフとなった「哲也-雀聖と呼ばれた男」は2000年に第24回講談社漫画賞の少年部門を受賞したほどの人気作。
舞台となったのは第二次世界大戦が終結してから数年後の日本。
戦争の傷跡が生々しく残る中、麻雀はイカサマと呼ばれる卑怯な方法で勝ちを得ることが当たり前の娯楽遊技だった。
イカサマを駆使して生きる人々は玄人(バイニン)と呼ばれ、力が付けば貧しい戦後の食糧事情の中、毎日白米を食べられた。
本作の主人公は、そんな時代に玄人の世界に足を踏み込んだ1人の男・阿佐田哲也の活躍を描いた物語。
この漫画の元になった小説があり、そのタイトルは「麻雀放浪記」。色川武大という実在した直木賞作家がモデルとなっており、“阿佐田哲也”も本人が名乗ったペンネーム。ちなみにペンネームの由来は、朝まで徹夜で麻雀をした時の「朝だ、徹夜だ」という色川武大本人の言葉からきている。 |
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| 原案 |
さいふうめい |
| 漫画 |
星野泰視 |
| 掲載紙・単行本 |
「週刊少年マガジン」(講談社)1997年から2004年まで連載。
「哲也-雀聖と呼ばれた男」全41巻(完結)。 |
| TVアニメ |
「勝負師伝説
哲也」としてテレビ朝日系列で2000年10月から全20話を放送。 |
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阿佐田哲也(坊や哲)
神から与えられた強運を武器に、次々と強敵を倒していく本作の主人公。
若い頃から房州のもとでイカサマ技の修行を積み、麻雀とは上手い奴が勝つのではなく、強い奴が勝つのだということを学ぶ。房州のもとを去った後は、黒いシャツに身を包み、その後それがトレードマークとなる。
物語が進むにつれ、日中において急激な眠気に襲われてしまうナルコレプシーと呼ばれる病気を患ったため、勝負の最中でも眠ってしまうことがあった。 |
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剣崎六郎(房州)
新宿で肩を並べるものはいないとまでいわれた玄人。
哲也にイカサマ技を教えたほか、「負けても金は払うな」など麻雀の信念をも叩き込んだ。一度は哲也と別れたが、その後再会を果たし、その時には師弟対決が行われる。この対決の東一局で、哲也と房州はお互いに初めて出会った時の手牌を再現した。最後はイカサマなしで正真正銘の天和と呼ばれる役満を揃え、そのまま逝去する。 |
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早見たつを(ダンチ)
哲也が印南と勝負した後、哲也の補佐役・通称オヒキとなる。
上下白のスーツと、重力に逆らったリーゼントが特徴。哲也につきまとってばかりの調子が良いキャラと思われがちだが、哲也のサインにしっかり応え、時には相手のイカサマを数倍速で再現するなど、オヒキとしての役割を十分に担っている。調子が良すぎるのがたまにキズ。 |
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印南善一
牌の目印を記憶する「ガン牌」を使用する左利きの玄人。
当時、牌の背中は竹でできており、その竹の目を1つ1つ記憶するという方法でイカサマを行った。
哲也は印南との対決時、ガン牌を封じるため、竹の牌を使用せず全身黒練りの牌を用いた。すると印南は牌に自身の指紋を付着させてガン牌を行うという常人では考えられない行為で対抗。しかし、印南がガン牌を行う際はヒロポンという麻薬を接種しなければならなかったため、これが原因となり、後に故郷の函館において最期を迎える。 |
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ドサ健
哲也最大のライバル。ノガミ(東京の上野のこと)のドサ健と呼ばれ、新宿を手中に収めるべく哲也の前に現れた。
ドサ健は自身の野望を阻む哲也に対し、次々と刺客を送り込むが、送り込んだ刺客すべてを倒されてしまう。最後は自身が哲也との勝負を行い、朝まで繰り広げられた激闘で、ドサ健は勝利する。勝負に負けた哲也はその後長い旅に出て、再度新宿に舞い戻る。再び行われた因縁の勝負は、ドサ健がスケールの違いを見せつけるものの、哲也が勝利を収めた。 |
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リサ(不死身のリサ)
ショックで声を失った代わりに、絶対に放銃(相手のアガリ牌を振り込むこと)しないという、優れた危険察知能力を手に入れた女性。
相手のアガリ牌を止め、自身の配牌が良好な時にだけ攻めに転じるという完璧な麻雀を打つ。
ダンチがリサに連敗した結果、その能力とリサの本心に気付いた哲也は、ダンチの代わりにリサをオヒキとして使って連戦連勝を重ねる。2人は向かうところ敵無しのように思われたが、リサの前にかつての恋人が現れたことで事態は一変。リサは声を取り戻すと同時に、その能力を失ってしまった。 |
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天運CHANCE
天運CHANCE中は不死身のリサが登場して、その能力をいかんなく発揮してくれる。危険察知能力に長けたリサは原作でも大活躍しただけに、チャンスゾーンの演出に採用されたのだろう。 |
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麻雀演出
哲也といえば、やはり麻雀。麻雀がなければ哲也じゃないと言っても過言ではない。
麻雀演出は、色々な玄人との対戦が繰り広げられるので、見ていてドキドキ。ファン垂涎の房州との対決もあり、数あるイカサマ技が発生すれば期待度アップ。
残念ながら麻雀を使用した演出が少ない本機だが、この演出には原作&麻雀ファンも納得のハズだ。 |
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賽銭箱演出
お参りにきた老人が投げたお賽銭を、房州が素早く横取りするという原作の場面が元になった演出。
本機では房州が老人の投げたお賽銭を取り損ねればボーナスが確定する。房州ではなくドテ子だった場合は一気にチャンスアップだが、原作ではそのような場面は存在しない。 |
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喧嘩ゴマ演出
ドサ健に負け、旅に出た哲也が出会った遊びが喧嘩ゴマ。コマをぶつけて外に追いやるというシンプルな遊びで、哲也は子供に負けてしまい有り金を払う羽目に――というエピソードが演出に使用されている。といっても原作ではたったの数ページしか描かれていない。 |
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銭亀演出
原作においても哲也をしつこく追い回す警察官・銭亀とのエピソードは何かと見応えがあった。
本機では追いかけてくる銭亀から見事逃げ切ることができればボーナス確定だが、原作でも哲也は最終的に逃げ切っている。 |
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積み込み
自身が積もる際に、有利な牌ばかりがくるように仕込んでおく行為。 |
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左手芸
必要な牌を自身の山の左側に仕込んでおく。配られた牌で不要なものを自身の山の右に置くと同時に、左に仕込んであった牌を持ってくる。玄人なら誰でもできて当たり前という技。 |
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ツバメ返し
一瞬の内に両手が動き、ツバメがひるがえるように見えることから付いた名前。自身の山の下段17個の牌のうち、端から14個をアガリ牌として仕込んでおき、配られた牌をその仕込んであった牌と素早くすり替える技だ。 |
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握り込み
不要な牌をツモる山に置き、それと引換に新たな牌を持ってくる技。これにより実質1回のツモで正規にツモる分を入れると、2牌入手することができる。 |
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二の二
2人1組で仕込むイカサマ。1人がサイコロで2を出し、もう1人同じようにサイコロで2を出せば、後は積み込んであった通りに配牌が行われるので、結果として天和(最初からアガっている役満)が完成する。 |
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エレベーター
2人1組で仕込むイカサマ。1人が必要としている牌を、もう1人が麻雀卓の下や横などの死角から相手に落として渡す。牌が上から下に移動するので、この名が付いた。 |
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ガン牌
牌に付いた傷などの特徴を覚えたり、自分だけが分かるような印を付けておく行為。印南はこれを最大限に利用して勝ち続けた。現代においてもトランプなどでこれを使用する人がいて、裏世界のギャンブラーにおいては「ガン」という行為は有名。 |
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「打(ぶ)つ」
原作の中では「麻雀を打つ」ことを「ぶつ」という。当時、すべての玄人がこう言っていたのかは定かではないが、パチンコでも応用できるので、機を見て気取って使ってみよう。「おい、これからパチンコぶちにいかねぇか」などと。 |
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「出銭はゲンが悪いだろ」
哲也行きつけのスナックのママが言うセリフ。これから勝負に行こうとする哲也に対し、こう言って飲食代を受け取らないことがしばしばあった。
パチンコも、散財した後などに勝ち金を当てにして打つと負けるような…。全ギャンブラーはこの格言を肝に銘ずるべきでは!? |
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