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パチンコ・パチスロ特集:『原作 ど〜なってるの?』
パチンコ・パチスロ特集『原作ど〜なってるの?』:花の慶次-雲のかなたに-
ほとんど一次資料が存在しないため、その詳細はベールに包まれたままの前田慶次。戦国一の傾奇(かぶき)者、秀吉、家康が一番恐れた男などといわれる男の生き様に迫る。
パチンコ・パチスロ特集『原作ど〜なってるの?』:ストーリーと原作背景
パチンコ・パチスロ特集『原作ど〜なってるの?』:花の慶次-雲のかなたに- 異風の姿形を好み、異様な振る舞いや突飛な行動を愛する者を「傾奇者」という。
己の掟のために命を賭した真の傾奇者、前田慶次。戦国の世を自由に駆けぬけた男の、熱き生き様を描いた歴史大作! 
主人公は前田慶次。本名は前田慶次郎利益。滝川一益の従弟とも甥ともいわれている滝川益氏(異説あり)の子として1542年(諸説あり)に生まれる。母が前田利家の兄利久の妻となると共に養子となり、いずれは前田家を継ぐはずだった。
しかし、信長の一声で本来家督とは無縁の四男利家が前田家を継いでしまう。利家が信長の寵臣であった事も大きな要因だが、信長の弟信行を担いで謀反を起こした林通勝の一族と利久がよしみを通じていたことが信長に警戒心を与えていたのが決定的となったといわれている。
これにより前田利久と慶次郎は1583年までの間、不遇の人生を送り、歴史上にもほとんど登場しなくなった。
1583年信長の死後、利家が能登に23万3千石を領するようになり、ようやく利久に7千石(うち5千石は慶次郎に)の禄を与えた。この年慶次郎はかぞえで42歳。この前年1582年に滝川一益配下として登場するので41歳ということになる。
1587年前田家出奔の際の「水風呂事件」は史料にも見える逸話だが、40代半ばでの傾奇っぷりだ。家督を継いでいたら利家を家臣としていたかもしれない「無念の人」である。
パチンコ・パチスロ特集『原作ど〜なってるの?』:基本データ
原作 隆慶一郎作の歴史小説「一夢庵風流記」
原作者 隆慶一郎
作画 原 哲夫
脚本 麻生未央
掲載誌 週刊少年ジャンプ
掲載期間 1989年50号に読切版が掲載、翌1990年13号から1993年33号に渡って連載
コミックス 新書版全18巻、文庫版全10巻、ワイド版(完全版)全15巻(集英社)、完全版全15巻(徳間書店)
タイトルの発案および、題字は、隆慶一郎の手による。1993年にはカセットブックが発売。
1994年11月18日、四次元からスーパーファミコン用対戦格闘アクションゲームが発売。
パチンコ・パチスロ特集『原作ど〜なってるの?』:主なキャラクター紹介
パチンコ・パチスロ特集『原作ど〜なってるの?』:花の慶次-雲のかなたに-:前田慶次 前田慶次(CV/大塚明夫)

天下一の傾奇者。本名は「前田慶次郎利益」。197cm以上の長身だったといわれる。
織田家重臣滝川一益の従弟、滝川益氏(滝川益重説あり)の次男で、実母の再婚を機に前田利家の兄、前田利久の養子となる。養父の死を見届けるまで、不仲の叔父利家の収める金沢に居続けた。
勝ち戦よりも負け戦こそいくさ人のあるべき場と信じ、好んで劣勢な軍に参陣。
膂力に優れ、おそろしいほどの酒豪でありながら、旅日記を書く、伊勢物語を写本する、千利休と交流するといった風流を愛す面もあり、一流の文化人という側面もある。
隆慶一郎の原作「一夢庵風流記」では「前田慶次郎」となっている(利家や友人が「慶次」と呼ぶ事はある)が、原作者自身が「少年漫画でやるならこの方がいい」と出したアイディアで「」の字を省くことになったエピソードがある。
パチンコ・パチスロ特集『原作ど〜なってるの?』:花の慶次-雲のかなたに-:松風 松風

人を軽く踏み殺せる巨躯の馬。上野国の厩橋城近くで野生馬の群を率いていた。
馬を手に入れようとする滝川勢を翻弄するが、並の馬では一合戦で乗り潰してしまう慶次に惚れ込まれ、彼に10日間をかけて「口説かれ」てその愛馬となった。
慶次にとっては心を通わせあった戦友で、普通ありえない事だが馬銜をつけずに乗りこなした(ただし裸馬というわけではなく、鞍は置く。これは馬上の戦闘には鐙が欠かせないため)。人語を理解する。
パチンコ・パチスロ特集『原作ど〜なってるの?』:花の慶次-雲のかなたに-:捨丸 捨丸(CV/千葉繁)

かつては四井主馬の家臣だった小柄な忍び。
弟を松風に蹴り殺され慶次を付け狙っていたが、その一方で彼の器量に惚れ込んでおり、仲間7人を殺して慶次に仕える。
炸裂弾が主な武器。戦闘の際にはなぜか「たらら〜」と鼻歌を歌うクセがある(炸裂弾や手裏剣を投げる、あるいは斬りつける際には「らん!」)。
嘘をつく(演技に身が入る)と両目が外を向くクセがある。
慶次を殺した手柄で侍になることが夢だったが、主馬との再会でその機会を得た際、慶次の人柄を改めて知り「正々堂々と戦って殺らなきゃ罰があたる」と殺すことを思いとどまった(その後、慶次を殺そうとする意思・行動の描写は特にない)。
パチンコ・パチスロ特集『原作ど〜なってるの?』:花の慶次-雲のかなたに-:岩兵衛 岩兵衛

原作では慶次の上京後に登場するはずであった「」を先行の読切版で登場させてしまったため、代わりに登場した漫画版オリジナルキャラクター
物語後半では金悟洞(原作の「入り編」以降に慶次の配下となる。明生まれの元偽倭寇の殺し屋で鉄砲使い)の代役ともなっている。
鬼のような顔をした七霧の里の住人(八瀬童子がモデルと思われる)。
おふうの育ての親でおふうを連れ戻そうと慶次の命を狙っていたが、慶次の人柄に惚れ、その後家臣になった。

人の心が読める分、心を閉ざしたり、読めない相手に恐怖することがある。体術にも長け、巨体を生かした拳や蹴りが得意、素手で手裏剣を払い落とす、関節を外しての上体そらしで斬撃を回避する、走って木を駆け上るなど身体能力は抜群。おふうの母お雪を愛していた。
パチンコ・パチスロ特集『原作ど〜なってるの?』:花の慶次-雲のかなたに-:まつ(芳春院) まつ(芳春院)(CV/篠倉伸子)

叔父利家の正室。慶次が心底惚れている女性。前田家を支える女丈夫でもある。
末森城に佐々成政侵攻の際、出陣しない利家に代わり女だけで救援に行こうとし、慌てた利家を出陣させたエピソードがある。
関が原の合戦の直前には、前田家を疑った徳川家康のもとに自ら人質として出向き、前田家を救った。
パチンコ・パチスロ特集『原作ど〜なってるの?』:花の慶次-雲のかなたに-:おふう おふう(CV/渕崎ゆり子)

原作には登場しない漫画版オリジナルキャラクター。公家と七霧の里の女・お雪とのあいだに生まれた。耳そぎ願鬼坊にさらわれ、耳削ぎと耳持ちをやらされていた。願鬼坊が慶次に倒された後、合戦場以外で慶次と行動を共にするようになった。喋り方は京訛りで、七霧の一族の異能の力を持っている。本当は14、5歳だが、大人に捨てられた経験を持つため大人になることを拒み、みずから成長を止めてしまった。
おふうという名の人物は、隆慶一郎の別作影武者徳川家康にも登場し、名の由来はそこからとされる。
パチンコ・パチスロ特集『原作ど〜なってるの?』:花の慶次-雲のかなたに-:利沙 利沙

与四郎と涼花とのあいだに生まれた。南蛮の血が入った絶世の美女でその美貌のためにカルロス、慶次が琉球をめざした。琉球国で利沙をめぐり争いが起こり、争い後、慶次と生活を共にすることになる。涼花から習った胡弓が得意。原作の伽姫(慶次郎が朝鮮から連れ帰り妻とした、伽耶の王家の末裔と自称する女性)に相当する漫画版オリジナルキャラクター
パチンコ・パチスロ特集『原作ど〜なってるの?』:実機演出に採用された名場面
パチンコ・パチスロ特集『原作ど〜なってるの?』:実機演出に採用された名場面「松風リーチ」 松風リーチ

野生馬の群れを率いていた松風と心を通じ合わせたエピソードを基にしたリーチ。
パチンコ・パチスロ特集『原作ど〜なってるの?』:実機演出に採用された名場面「おまつリーチ」 おまつリーチ

悲しみにくれるおまつを慰める。いかなる史実にまつわるのかは不明だが、美しい夜桜のシーンは必見だ。
パチンコ・パチスロ特集『原作ど〜なってるの?』:実機演出に採用された名場面「聚楽第リーチ」 聚楽第リーチ

秀吉から「いかなる相手であっても自分の我を貫き通してよい」という「傾奇御免状」を与えられたエピソードを基にしたリーチ。
(三浦 海)
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