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パチスロ特集『最強ライター決定戦 〜名機への愛は永遠に…〜』

パチスロ特集『最強ライター決定戦 〜名機への愛は永遠に…〜』実戦コラム「迫村 京」
パチスロ特集『最強ライター決定戦 〜名機への愛は永遠に…〜』迫村 京実戦ムービー
実戦機種「クランキーコンドル」
投資 ゲーム数 ボーナス
2000円 103 REG
3000円 374 REG
  94 BIG
  133 BIG
  53 BIG
1000円 675 BIG
  21 REG
  309 REG
  43 REG
  101 REG
  71 REG
  157 BIG
  257 REG
  24 BIG
  76 ヤメ
総回転数 2491ゲーム
BIG 8回(1/311)
REG 6回(1/415)
投資金額 6000円
獲得枚数 976枚
■実戦コラム

 あれはまだ京都の大学に通っていた頃…確か、大学3回生の後期だったと思います。
 みんなが単位もほぼ取り終わり、4回生になるまでガンガン遊んでやんぜ! と意気込んでいた時期、自分は毎日せっせと講義を受けに学校に通っていました。はい、単位が足りませんでした。留年の危機でした。


 そんなある日、入学当時から付き合いのある友人のHからこんな電話がありました。

すごい店見つけた。今から来て!

 留年の危機に立たされている人間にこの電話。こいつは俺を破滅させたいのかと。て言うか、こいつもかなり単位が危険だったはずなのに…これはきつく叱りつけたほうがいいかもしれない。そう思い、自分のことを棚に上げて説教をたれようとした訳ですが、友人の次の一言に、そんな考えは全て吹き飛びました。

コンドルあるんだよ。しかも、タコスロ、フローズンナイツって台もある!

 固まりましたね、体が。なぜかというと、京都市内はレトロ台がほぼ全滅しており、技術介入すれば設定1でも機械割100%超!」なんて台は、例えるならばツチノコみたいな存在だったからです。

 気がつけば、駐輪場に置いてあった自転車に飛び乗り、友人が見つけたというその店に向かっていました。


 京都御所を左に見ながら烏丸通りを南下し、四条交差点を西に、西に、ひたすら西に。新撰組で有名な壬生寺の近くに来た時、遠くに見慣れた人影が。背が高くてひょろっとしたあの姿は…間違いない、友人Hです。

 自転車を止めて軽くあいさつを交わすと、Hを自転車の荷台に乗せてさらに西へ。暫くすると一軒の店が見えてきたので、友人にあれかと尋ねると、そうだという返事が。しかし、遠目では新しめの店っぽくて、とてもレトロ台を設置しているとは思えないんですけど…。おいおい、留年覚悟でやってきたのに見間違いだったとか言うんじゃ…。

 しかしその疑念は、店の前に立った時に綺麗に砕け散りました。

 まず目に飛び込んできたのは手描きの機種ポスター。水彩絵の具を使っているのでカラフルなんですが、小学校の図工の時間を思い出してしまったのはなぜなのか。そして床はもちろん木製で、パチンコの角には「これぞ元祖親指釘! 社長、これでいいんでっか!?」という意味不明な煽り文句が。なんすかこれ、ステキすぎるじゃないですか!

 そして、パチスロのシマを覗くと、そこにはHの言ったとおり、コンドルを筆頭とする数々のレトロ台が!
 ああもう、いつから新台入れ替えしてないんですか店長! 店長!!

 鼻息も荒くコンドルに座り、コインを借りると早速プレイを始めたんですが、ここで妙なことが。
小役が払い出されたあとにベットボタンを叩くと、なぜか1枚しか投入されないんですよ。

 なんだこれは、壊れてるのか。そう思ってもう一回ベットボタンを押すと、今度は2枚掛けに。
そこでようやくベットボタンを常に3回叩かないといけないと分ったんですが、いやはや、
MAXBETボタン
がないというのは衝撃的でした。

 まあ、それ以外は特に違うところは…ありました。リールです、リールの幅です。
やたら細くて、しかもバックランプの光が弱く、絵柄が全然見えないんですよ。

 そんな状態では左上段に青7を狙うことさえままならず、
名機に出会えたという感動が「見えない」という恐怖にすり替わっていくのが感じられました。

ヤバい、マジでヤバい。こんな状態じゃハズシなんて絶対にできないぞ。どうする、どうするよ?

 そんな不安に駆られながらの投資3千円目。いきなり何の前触れもなく青7が上段に平行にテンパイしました。


これで…青テン、だっけ?

 確かそう呟いたと思います。だって、あまりにもあっさりすぎたんですよ。
しかし、右に青7を狙うと、7が普通に揃っちゃって…。ああ、やっぱりこれが伝説の青テンだったんだなとわかった瞬間、
いきなり心臓が早鐘を打ち始めました。そして全身には妙な疲労感が。
アレです。長距離を走り終わった時に感じる、あの安心感に似た感覚です。


 結局、その日はハズシどころか小役狙いもできなかったんですが、
それでも妙な連チャンのおかげで4千円ほど勝つことができました。
いや〜、しかしあの時は悔しかった。ちゃんとハズシができていれば、もっと勝てたはずなのに。


 それからというもの、暇ができればその店でコンドルを打っていました。
全くできなかった目押しもやがてほぼ完璧にこなせるようになり、
気がつけば青7の下のスイカでハズしたりしている自分がいました。


 残念ながら、みなし機撤去と共にその店は潰れてしまい、それ以降はコンドルを触る機会もなくなってしまったのですが…
今回、オオネさんで打てる機会を与えられ、久方ぶり様々な打ち方で楽しんだんですが、コンドルはな〜んにも変わっていませんでした。あの頃と同じ感動に打ち震えることができました。

うまいもんはうまい」。なんとなく、そんな言葉が頭に浮かんだ1日でした。

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(迫村 京)